4列目の際に高さ調整の最適化を図り、今回の5列目でその作業をピックアップしていきます。
取り分けて、メインとなる作業は高さ調整板の部分となる為、『荒材から羽目板を作成をする』所までは終わらせ、5列目のはめ込み(高さ調整前の長さ確認)の所から始めていきます。
外す際に使用・たまに出てくる万能ヘラ |
仮置きで羽目板をはめ込んでいますが、これがなかなか外れない・・・・
その時に出番となるのが『もんじゃ焼き用のヘラ(食品用)』を色々な所で多用している為、100円とは思えない実力。(3ヘラ常備)
ここから本題となる高さ調整板の工程、準備するものは『高さ調整板の素(壁作りの際の副産物)』ここから、『羽目板の幅に合った物のを探します』
あえて乱雑に |
11.8もしくは少し高い物(硬化後ノミで調整)を選択し、羽目板の裏側に掘り込んだ4ラインの端に合わせて罫書線を引きます。
差し金と罫書線 |
ノコギリでカットする途中の状態で撮影 |
カット後に紙やすりでバリとなっている部分を仕上げ、木工用ボンドを盛りつけ根太の位置となる印の間に張り付け。
木工用ボンド塗布 |
Cクランプで固定 |
ここからは流れ作業に突入!!
この825mmの『羽目板』①の硬化を待っている間に、隣の690mmの1枚目②を進めておきます。
①硬化待機中・②硬化待機中 |
①・②の硬化を待っている間に、さらに隣の690mmの高さ調整板の1枚目③をCクランプで固定するところまで進め。
①②③硬化待機中 |
そして、490mmとなる4枚目の高さ調整板を、①の所で使用していたCクランプをスライドさせ4枚目を固定。
このころには、①の高さ調整板の硬化が終わり(あくまでも外れない程度・ノミ加工は無理)次の、高さ調整板をそのまま①の隣に作り、②のCクランプをスライド・・・・・・この作業を6枚ずつ取り付ける所まで続けます。
本人も楽をしたい所ではあるので、『作業者の位置』から1歩も動かずに作業の完結を目論んでいます。
『Cクランプ回し』と命名(笑) |
ちなみに高さ調整板をを作らなくても、『羽目板』厚さ単独で11.8mmある所は、何もせずに次の位置の測定を始めます。
単独で11.8mm!! |
根太の印は『凹』の面にしか書き込んでいない為、『凸』側の方の位置合わせは、差し金を使い、側面に当てる事で直角が出ている位置の所に『高さ調整板』を設置。
同じ位置に |
先ほどのローテーションを終えると、それぞれに最大6枚の『高さ調整板』が取りついた状態に490mmだけは最大で4枚。これで、硬化時間を無駄にすること無く一気に高さ調整板を取り付けてしまう事が出来ます。
さらに、この頃合いには825mmの①の当たりが、完全硬化してしまっているので厚めの板材を取り付けている場合は、ノミで調整が可能になっているはず。
それでは本日はここまでとします。
高さ調整板の効率化 |
おしまい
0 件のコメント:
コメントを投稿