久しぶりに作業が滞(とどこお)っていた、小上がりの用に仕上げた柱材のしたに、『羽目板』を施工する為に、荒材から『羽目板』を制作していきます。
両サイドの2枚の半端な幅の『羽目板』は残り材としてストックしておいたものを一応準備、それを以外に必要な枚数は6枚となっているので、約1900mmの板材1枚から生成方向で始めました。
両サイドが調整可能な『羽目板』 |
16枚で1セット(約2000円)の中から1枚選び、立てかけて置き必要な長さを測定していきます。
使用する板材 |
このままの長さで作業を始めると910mmで制作した『丸ノコガイド』のキャパを超えてしまう為、1枚の必要な長さである303mm×3=909に丸ノコの刃で削れてしまう分を考慮した915mm(少しオーバーしていますが)この長さでカット。
915mm×2枚(左側)・丸ノコガイド(右側) |
915mmの長さでカットした後は、横の面を合わせる為の縦切りを決行!!この工程行う事で、幅の均一化を図るとともにサイドの形状も綺麗にしていく目論見があります。
ボロボロ面を揃える |
幅と長さを揃えた先の作業と言えば、裏表の確定なのですがここでは前提が『荒材』と言う事もありまともな状態の物ばかりでないので、判断には悩みますが『横のカットが明らかに強く出ている面を裏』にしています。
簡単な表現をすると、表面の凸凹の差が多いと『オービタルサンダー』での作業が難航する。と言う事に!
参考となる板の状態・青ラインは溝となる所 |
溝の位置は両サイドに『凸』と『凹』で5mm作る事で、イメージ的に20mmの幅を左右から取っている事になっている持論。
溝堀の作業ではあくまでも『溝堀』なので、切りすぎてしまわない様に丸ノコの刃の出を設定値として13.5mmにしています。丸ノコガイドの9mm幅を除くと、実質4.5mmの掘り込み。
掘り込み中 |
裏のラインを4本作製したついでに、『凸面』と『凹面』を決め『凸』は丸ノコガイドを使い表側『5mm』・裏側『4mm』で先ほどの深さで掘り込みをいれておきます。
赤『凸面』・青『凹面』 |
『凸面』と『凹面』の判断も色々ありますが、決定的な物を上げるとするならば深さ『4.5mm』で幅『5mm』以内の破損がある時は『凹面』には使えない為、『凸面』の表面に使う・・・・・とか。そんな事を1枚1枚臨機応変に考えながら出来上がっていくのでした。
それでは本日はここまでとします。
凸面と凹面の溝まで |
おしまい
0 件のコメント:
コメントを投稿