4列目の『羽目板』作りを始めていきます。前工程となる、荒材から羽目板を作る作業は何度も取り上げているので、間に少しだけ挟む気持ちで『オービタルサンダー』の粗い番数(#60番)と『荒材』の比較から始めていきたいと思います。
#60番・荒材 |
比較の材料として持ち出しのが、一番下にある490mmの『羽目板』となっております。
4列目の羽目板 |
この辺りも数値が1列目から決まっているので、『オービタルサンダー』の仕上がり具合と表面の木目のデザインを楽しんでいただく所ですかね。
490mmの長い部分 |
今回から490mmの工程を少しだけ変え、エンドマッチの凸を先に作り、現場で実際に必要な長さを、必要な分だけ罫書線を書いてカットする事で、道具の出し入れを少なくしました。
カットすると完成(490mm) |
ここで、題名になっている『紆余曲折(うよきょくせつ)』な工程をへて、高さ調整板のシンプル化を行い、4列目の高さ調整まで一気に進みました。が、改善中は撮影にまで手が回らないので、5列目の際にその辺りをうまくまとめておきます。
4列目の高さ調整板装着済み |
折角ここまで終わっているので、取り付けまで進めて行きます。毎度の通り3列目の隣に4列目が来るので、青枠で囲って置き『羽目板』を施工。
4列目を青枠の位置に |
ちなみに取り扱う工具は、床となる所には置かな様にし細心の中を払い施工していきます。(ここはマジ集中で!!)
エンドマッチのネジ位置(凹) |
1枚目は825mmの長い『羽目板』から始め、690mmを2回取り付けた後に、最後に490mmを微調整した物をネジで締結すると完了となります。写真では丁度690mmの取り付けが始まろうとしている所。
690mmの1枚目 |
4列目ともなるとだいぶ『小上がりの床』として出来上がってきた感があり、実際に歩いてみても想像していたよりも違和感が無いのが意外でした(調整後11.8mm)の板材なので、実際はもう少し薄いはずなのですが・・・・
それでは、高さ調整の時に意外と消耗したので本日はここまでとします!!
羽目板の4列目施工 |
おしまい
0 件のコメント:
コメントを投稿