『羽目板』のエンドマッチと『凹』を作る前に、まずは板材の幅調整から始めていきます。
丸ノコガイドに板材を添え両サイドのカットを行う事で、幅の均一化を図り『エンドマッチ』の際に影響する隣同士の板材によるミスマッチを防ぎます。
『ズイズイ』カット中・・・ |
丸ノコが通過し終えるとこの様な細い板材が残る事もあれば、板幅の狭い物は削られて粉になってしまうものもあります。
今回は薄い板が残りました |
それでは裏側に移り歪曲防止の為に等間隔?ではないのですが、縦ラインを4本分丸ノコを通過させることで作ります。
幅はご覧の通り |
奥の方にも同じ位置で印をつける事で、丸ノコガイドをその印に添える事で同じ位置にラインが出来ていきます。
丸ノコガイドの厚みが9mmで、丸ノコの刃の出しが13.5mmに設定する事で4.5mm程度の溝が掘り込まれているはずですw
溝堀中 |
4ライン後 |
材料として下の写真のように『ボロボロ』なものもありますが、このような時は裏面に使用し更に既存の柱の当たり(8枚目)の位置と合わせる事で、カットする様に材料の選択をしました。
この様な物もある |
2列目の『凸』を羽目込む為の『凹』を作る時に、ついでに『エンドマッチ』の凹となる部分にも切込みをいれておきます。
エンドマッチの凹に関して言えば、今の所この方法でしか成形するすべがない為、下の様に準備(プロトタイプの際の副産物)。
丸ノコの刃を5mmに設定 |
中央の溝が無くなるまで丸ノコを通し続ける事で『凹』が出来上がり、うまく通すことが出来ると2回で仕上がります。
エンドマッチの凹 |
更にエンドマッチの『凸』なのですが、今回は床の部分になると言う事で板材と板材の溝を無で作る為、キッチリ5mmの『凸』を作成。
『凹』面制作中 |
2列目の『凸』が入る『凹』の溝堀はノミで加工する事が可能なのですが、『エンドマッチ』の『凹』はこの作業が出来ませんでした(木の性質上)
取り付けの際はいいサイズである825mmの羽目板から取り付けていく為、4枚目の490mmを微調整する事を考慮し『凸』の加工をしていないので、省いた状態で繋げてみました。
それでは本日はここまでとします。
825mm・690mm・690mmと490mm(下) |
おしまい
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