荒材に長さと幅を揃えた板材の状態ものに、『エンドマッチ加工』と2列目の『凸』にはめ込む為の『凹』加工を終えた『荒材羽目板』まで進めた1列目。
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下の4枚 |
この4枚の板材にこれから『オービタルサンダー』で表面を仕上げていきます。
まずは表面の『ボソボソ』と出ている木の破片を一掃(いっそう)する為に準備たのが#60番の『メッシュ両面ヤスリ』、字の通り両面使える優れもの。
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メッシュ両面ヤスリ#60番 |
メッシュの最大のメリットは、穴の物よりも目詰まりが少ないと言う事、ほとんどの木の粉が集塵袋に吸い込まれていった粉の量と言ったら、それはもう絶賛の域!!
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『優秀な集塵袋』この中に積まっいます |
とは言え、穴あきの物も使えないかと言ったらそうではないのですが、紙のタイプの物はそれ程の耐久は無いので、固定箇所の所にどうしても力が掛かっている為かそこで破れます。
紙の代わりに布タイプもありますが、穴あけが割と大変ですが耐久は格段に上がり削れなくなる限界まで使用可能。
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#120番は紙(オービタルサンダーの付属) |
この後、#240番(メッシュ)#400番(メッシュ)の表面加工を終えると、『羽目板』として使用できる状態に。
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690mm×2・490mm×1・825mm×1の順番 |
既存の柱が当たり奥まで取り付けることが出来なかった箇所の加工もしていきます。
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逃がし作り(赤枠) |
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加工後 |
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置いてみる |
上では簡略的に進めてみましたが、反対側で少し詳しく行きます。まずは、青枠の既存の柱の奥と横の幅を測定。
こちらの板では長さ調整も行う予定でしたので、少し長い分をカットする工程も含めていきます。
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5mmは隣の『凹』に入る『凸』の分を考慮 |
先に余分な長さをカットし残骸が左上に、既存の柱で測定した数値を『羽目板』の逃がしとしてカットする所に罫書いておきます。
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カットと罫書 |
三角ガイドの使える面を先に丸ノコで、罫書線の内側を通すように切込みをいれます。
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まずは三角ガイドで切込み |
三角ガイドでは対応できない縦ラインを、『丸ノコガイド』を使い、奥の方をCクランプで固定しながら、こちらも罫書線の内側をカット。
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丸ノコガイドでカット |
最後に隣の『羽目板』に取り付ける為、エンドマッチの『凸』を5mmの位置に深さ3mmで両面掘り込みを入れノミで加工。
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ノミで加工中 |
こうして仕上げた物を、実際に1列目の場所となる位置に置いてみると、床とはまだ到底いえませんが、『羽目板』の床材として第1歩踏み出した事になります。
それでは本日はここまで!!
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1列目仮置き |
おしまい
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