羽目板の長さを915mm×4枚と415mmを制作し、次に取り掛かる作業は幅を合わせていきます。エンドマッチを行うにあたり最重要ともいえる工程。一枚一枚の幅が少しでも違うと致命的なミスマッチが起こります!!
荒材特有の横にある『ぼさぼさ』もカットする事で整えていく為、両サイドをカットします。
まずは片面を1mmカァット |
続いて、1mmカットした所を、差し金の腹に当て118mm(荒材である為、幅にばらつきがあり、均等に取れそうな数値が118mmでした)
板材の両サイドの118mmの位置に印 |
こちらの面は、1mmより多くカットする為、材料の質が悪い場合ここで調整できそうなら、削り取りたい所。
118mmに調整中 |
仕上がった板材の横腹を並べてみると、スッキリと減量(幅の調整)に成功したみたいですね!!
整いました |
そのまま、裏側を決める為の作業としまして、丸ノコで深く切り込む事でラインの溝を作って行きます。この作業では、カットしてしまわない様に気をつけることが重要。
外側から25mm・20mm |
まずは、丸ノコの刃の出を丸ノコガイドの厚みに掘り込みたい数値を足した分の刃を出します。丸ノコガイドの厚みが9mmあり掘り込みたい数値が4mmですので、ここでは13mm刃が出ます。
2ライン |
Cクランプ関係上、2ライン走ったところで、引っ繰り返し同じように2ライン作成します。
両サイドのCクランプはどこまででも抑えることが出来ますが、中央のCクランプには限界があると言う事です(汗
隣の2ライン |
丸ノコガイドから外してみると、4ラインの作成が出来上がっています。
4ライン |
この作業を、先ほど横腹を見せていた板材すべてに適用すると、裏側の見えない部分ではありますが『エンドマッチ』をした際に、同じ位置にラインが来るという真実が見え隠れするわけです。見えませんが(泣
それでは本日はここまでとします。それではまた~
裏側のライン作成 |
おしまい
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