ごゆっくりど~ぞ~( *´艸`)

2021年3月21日日曜日

No.452 【小上がりの座面 ㉓】 座面側の枠を基準に、柱材側に蝶番の溝を掘る

 

座面側の枠を基準に、柱材側に蝶番の溝を掘る
小上がりの状況






蝶番の軸を埋め込む事で柱材側に細工を作るのですが、先んじて蝶番を取り付ける為の溝を掘る為に必要な罫書線を書き込んで行きます。






座面側の枠を基準に、柱材側に蝶番の溝を掘る
座面の溝位置





座面側の枠を基準に、柱材側に蝶番の溝を掘る
罫書線を拡大






ここからは、柱材を移動する大仕事になります。

蝶番の稼働する扉は両サイドの2枚にする予定なので、これが最後の柱移動となる予定。








座面側の枠を基準に、柱材側に蝶番の溝を掘る
柱材を作業場に移動







最初に罫書板線を参考に蝶番の形に合う様に全体に反映させていくと、節を巻き込んでしまいました・・・


枠材の方を変えることは出来ない為、どうにかしてみましょう。







座面側の枠を基準に、柱材側に蝶番の溝を掘る
節の加工は大変





まずは軸の部分を座面側から受け継いだ残り5mmの深さの基準に合わせて1mm程度掘り進めたら柱材を蝶番の板面に回転。





座面側の枠を基準に、柱材側に蝶番の溝を掘る
1mm程度削る




座面側の枠を基準に、柱材側に蝶番の溝を掘る
蝶番の板側






軸の溝を掘り終えたら、板の取り付ける箇所を深さ2mmになる様に均一に削り、板の重なりが平行では無いので軸側に向かうにつれて傾斜状に下る様に追加で加工。

これで柱材側の溝の完成となります。

次回は、蝶番の軸を埋め込た事による『扉の開閉不可能』を回避する為の小細工を追加して行きます。


それではまた~




座面側の枠を基準に柱材側に蝶番の溝を掘る
柱側の蝶番

おしまい


←前回へ  次回へ→

0 件のコメント:

コメントを投稿

No.550 【縁側のライト枠作成 ⑧ 】 コンセント周りの羽目板を作り施工

  1820mm位の荒材の1本を使用 本日もよろしくお願いします( *´艸`) 1枚の板材から複数の羽目板を切り出していくのですが、丸鋸ガイドの関係であまり短く加工してしまうとCクランプで固定できずにずれてしまうので、とりあえずの長さ690mmの所で複数切り出していきます。 長さ...