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2021年3月18日木曜日

No.450 【小上がりの座面 ㉑】 蝶番の軸を埋め込む為の溝を作成

 

蝶番の軸を埋め込む為の溝を作成
蝶番と取り付け位置






蝶番の取り付け位置となる箇所に深さ2mmの溝を制作した所に、追加となる軸を埋め込む為の溝を作ります。

予めお伝えする事項として、基本的には蝶番の軸は埋め込んで使うのではない事を再度報告しておきます。






それでは、軸を埋め込む為の溝を作って行きましょうwww






蝶番の軸を埋め込む為の溝を作成
軸の罫書線






軸の部分は蝶番の板の所よりも両サイドにプラス5mmずつ外側にはみ出しているので、まずはそこの罫書線を追加します。




そのうえで、軸の太さが10mmある事から取り付け位置に半部ずつ埋め込む事になる為、座面枠側の材料には5mmの深さで罫書ました。




更に、軸の太さ10mm分を板側の方にも反映させて加工箇所となる罫書線は完成。





蝶番の軸を埋め込む為の溝を作成
軸の罫書線(全体)






ここからはノミで罫書線からはみ出ない様に、好きな方向から削り出します。

私としては、深く掘り込む際に訪れるノミの角度による加工の難しさを考慮して、割と浅めの加工で済む板側から加工。








蝶番の軸を埋め込む為の溝を作成
板側からノミ加工



蝶番の軸を埋め込む為の溝を作成
蝶番の溝







前回の記事で蝶番の位置を105mmとして掘り込んでいた為、今回の蝶番の軸をつくる際に5mm外側に広める事で、両サイドの端からの位置が100mmとなり、ここを基準に座面の柱材への罫書線の基準となる溝が出来ました。

それでは、本日はここまでとします。







蝶番の軸を埋め込む為の溝を作成
座面側の蝶番取り付け位置(2カ所)

おしまい


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