蝶番の穴あけ位置 |
軸を埋める位置にセットした状態で座面側の枠に4カ所の穴あけをしていきます。
簡単そうに見えますが、意外と難しいのは4箇所すべてが出来る限り円のセンターを貫くことが要求されます。
ちなみに円の端の方を貫いてしますと、ネジの頭が不格好になり修正も中々難しいものに。
まずは蝶番を設置 |
点の位置は正確に |
ただ、どんなに正確な位置に点の印を付けたところで、実際の穴あけの時にドリルが滑る事で生じるずれは修正しながら開けないと(勢いで開けてしまうと)結局の所穴位置がずれてしまいます。
基本的には下穴の時にすべてが決まってしまうのですが、最初の入り込みだけ注意する事で回避できる為、開始時だけ慎重に掘り進め、後は貫通するまで真っすぐ開けるですね。
この段階では蝶番の取り付けは行わない為、穴あけ画像は上の状態の物で終わりですが、工程としては、フルサイズまで開けています。
下穴からフルサイズへの途中 |
この段階では蝶番の取り付けは行わない為、穴あけ画像は上の状態の物で終わりですが、工程としては、フルサイズまで開けています。
続いて座面枠に取り掛かるのですが、ネジの締め付ける位置は角となる4箇所となっていおり、数値的には同じことをするだけなので、罫書線の位置を詳しく進めてます。
取り付けた材料に対して両サイドから10mmの位置に罫書線を書き、上下の数値は書いていませんが羽目板の『相じゃくり』が付く溝が5mm掘られている事から、中心ではなく5mmマイナスした数値から半分となる位置に。
座面枠の穴あけ位置 |
座面枠が完成した物を実際に施工する所に持っていき、Cクランプで平面の位置に調整しながら設置し次の工程の準備とします。
次回は、座面枠の蝶番溝の位置から柱材側への罫書線を書き込みを行い加工して行きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿