前回の続き |
下側の高さ板の調整は1mm以内の削り込みで済むのですが、上側の高さ調整板がかなりの量を削る事となったので、その1部を取り上げていきたいと思います。
調整前の高さ調整板 |
ノギスで測定してみると、17.6mmの位置にメモリが来ている事が分かります。
この後、小上がりの内側に位置する断熱材面(壁面)に仮置きをし、『測定確定箇所となる柱の際』となる96mmになる為の削り値を算出。
17.6mm |
削り調整に必要な量は『3.1mm』!!
つまり、この『3.1mm』分が手前側(6枚目)にで出来てしまっていると言う事になります。分かりやすいように1部分の加工で見てみると。
こんな感じ ① |
こんな感じ ② |
上部の加工は全てこの様になっており、低いよりは良いのですが流石に限度があると言うか何というか・・・
調整後 |
ここからは、『羽目板』を施工していきます。
羽目板の『凸』と『凹』を作る際に、隙間が1mm程度の隙間が出来る様に、『凸』の表面5mm・裏面を4mmにする事で隙間を作ってはいるのですが、それほど完璧な加工ではない為、たまに『ヘラ』を使い微調整後にネジの締結を行う事があります。
『ヘラ』で微調整中 |
穴あけを行い |
20mmのネジで締結 |
締結後 |
この後に、隣の羽目板となる『凸』が入ると、ネジ山が隠れて木目だけが見えている美しい壁面が出来上がっていきます。
穴開けの際は切粉が発生しますので、隣の羽目板を施工する前に掃除機で『粉』を回収。
掃除機として出動 |
この辺りの施工が調整不要な個所 |
この先が急激に歪んでいます |
最後から3枚残したところでネジの締結は一度終了となり、次回は閉じとなる『羽目板』を調整する為にこの3枚が入れ替わり立ち代わりしながら、施工まで進める予定をしています。
それではまた~
残りは右にスタンバイ |
おしまい
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