ごゆっくりど~ぞ~( *´艸`)

2020年6月19日金曜日

No.367 【断熱材面】 ⑨ 壊滅的な高さ調整板の調整と羽目板の施工。 小上がりの内側に『荒材から制作した羽目板』を施工する


小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
前回の続き




下側の高さ板の調整は1mm以内の削り込みで済むのですが、上側の高さ調整板がかなりの量を削る事となったので、その1部を取り上げていきたいと思います。





小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
調整前の高さ調整板




ノギスで測定してみると、17.6mmの位置にメモリが来ている事が分かります。

この後、小上がりの内側に位置する断熱材面(壁面)に仮置きをし、『測定確定箇所となる柱の際』となる96mmになる為の削り値を算出。





小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
17.6mm




削り調整に必要な量は『3.1mm』!!

つまり、この『3.1mm』分が手前側(6枚目)にで出来てしまっていると言う事になります。分かりやすいように1部分の加工で見てみると。






小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
こんな感じ ①



小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
こんな感じ ②




上部の加工は全てこの様になっており、低いよりは良いのですが流石に限度があると言うか何というか・・・





小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
調整後



ここからは、『羽目板』を施工していきます。

羽目板の『凸』と『凹』を作る際に、隙間が1mm程度の隙間が出来る様に、『凸』の表面5mm・裏面を4mmにする事で隙間を作ってはいるのですが、それほど完璧な加工ではない為、たまに『ヘラ』を使い微調整後にネジの締結を行う事があります。




小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
『ヘラ』で微調整中



小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
穴あけを行い



小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
20mmのネジで締結



小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
締結後




この後に、隣の羽目板となる『凸』が入ると、ネジ山が隠れて木目だけが見えている美しい壁面が出来上がっていきます。

穴開けの際は切粉が発生しますので、隣の羽目板を施工する前に掃除機で『粉』を回収。






小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
掃除機として出動



小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
この辺りの施工が調整不要な個所



小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
この先が急激に歪んでいます



最後から3枚残したところでネジの締結は一度終了となり、次回は閉じとなる『羽目板』を調整する為にこの3枚が入れ替わり立ち代わりしながら、施工まで進める予定をしています。

それではまた~





小上がりの内側に羽目板を施工する(断熱材面)
残りは右にスタンバイ

おしまい

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