裏側の溝堀を終えた板材を並べ、節の位置が被ることが無いように色合わせをして置きます。
節がまばらに散りばめられている |
色合わせを終えたら、今回のメインテーマとなる『凸』と『凹』を作成する為の前準備。それは、板材に直接、必要な情報を書き込むこと!!
混ざってしまうと折角『色合わせ』をしたのに分からなくなっしまいますからね。
①~⑤と『凸』・『凹』 |
それでは、『凸』の方から加工していきたいと思いまう。まずは、表面の『凸』マークのある所に5mmと文字で書いているのですが、薄いので赤字で5mm追加しておきました。
板材の端から5mmの所まで加工 |
丸ノコガイドを使用し実際に溝を掘ったものがこちら。丸ノコの刃の出は『13.5mm』とし、少し薄めの3mm残るか残らないか位を目指しています。
ノミ加工のやり易さを重視し2ライン |
裏側は、3mmの溝幅を作成して行くことで、はめ込みを行った際『2mm』の隙間が出来、見栄えが良くなる見込み。
5mmの裏側 |
ちなみに、溝の掘り込みの位置を出すときは、差し金を使い端と端の2か所を測定する事で、丸ノコガイドの位置を決定しています。
3mmの場合 |
この作業を5枚ともすべてに施し、『凸』の溝となる下準備が完了となります。
次回のノミ加工へ |
続いて反対の面にあたる、『凹』を作成して行きます。
先ほどまで作業台としていた板に、『凹』専用の丸ノコ設置個所に装着し、丸ノコの刃の出を3mmに。
左・右の間を通過 |
これで、『凸』と『凹』の溝切の完了となり、次回はノミを使用し切込みの深さまで仕上げていきます。
矢印が『凹』溝 |
【荒材から羽目板を作るへ ④】
おしまい
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