『5枚』の板材を長さと幅を均一化した物を『羽目板』に昇華する工程に入ります。
タダノ板材 |
板材の裏表を明確にしておく為に、『裏側』となる面に4本の溝ラインとなる『歪み防止溝』を掘ります。
板材の幅は同じ長さになっているので、両サイドから25mm・20mmの所に印を付けると、中央の数値は必然に同じになる。
手前と奥に印 |
丸ノコガイドの板厚(9mm)に溝の深さ4mmになるように、丸ノコの刃の出を13mmに差し金で測定しながら固定。
カバーを押さえる手が無いw |
奥側の目印と、手前側の目印を線でつなぐように『丸ノコガイド』を置き、Cクランプで固定し動かないことを確認後、丸ノコが入る箇所のCクランプを外し、丸ノコが進むたびに固定・外すを繰り返すと端の方まで進めます。
途中 |
こうして4ラインすべての溝を切ると完成となります。初めのころは無謀にも20mmの所を掘り込んでいましたが、時間がいくらあっても足りないことに気づき3枚目のあたりで挫折しました。
シンプルに4ライン |
同じようにすべての板材の裏側に溝を掘るのですが、選別の基準は『荒材である事』を踏まえて、割と凸凹が少ない面を表にすることが『多い』。凸凹が少ない面であっても、『羽目板』としての欠点が多いときは、妥協して『凸凹』の面を選択する事もや無負えない事も。この辺りは『オービタルサンダー』の時間に振る事になるだけなのですけどね。
それでは次回は羽目板の肝となる『凸』と『凹』に続きます!!
裏側の溝 |
【荒材から羽目板を作るへ③】
おしまい
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