小上がりの床となる根太の両サイドを高さ調整板を、挟み込みながら締結するところまで進み、今度はその中央に歪防止の為となる『調整板』を挟み込んでいきます。
この答えにたどり着くまでは、中3箇所か・中2箇所の選択肢もあったのですが、人が歩く導線にはならない事を考慮した上で1カ所止めにしました。
基準『糸』の設置 |
根太となる木の歪みも考慮しそれ程のずれは無いのですが、『水平器』を用いて調整板の厚みを判断。
捨て板と根太の厚みに合わせて |
どのような厚みにも対応できるように、『調整板の素(もと)』からランダムに作り込みました。長さは根太の幅に合う様に45mmに設定。
節の付近は歪み率が高い |
調整板のはめ込みを終えた後は、ドリルで穴あけをして65mmのネジで締結。これに関しては前回の両サイドの取り付けと変わらない為ここでは省いておきます。
ネジて締結後 |
実際に根太を横から見てみると、床がどの程度傾いているかハッキリとわかると思います。捨て板を張る時はそれ程歪みを意識していなかった結果が、このように表れたと言えるのですが、どの段階で調整するのかは分かっていなかった為、仕上げの床材を取り付ける前に調整出来てよかったと、今はそう思いたい所。
それでは、横の状態写真を張り付けながら、本日は終了といたします。
中央に高さ調整板 |
おしまい