断熱材のはめ込みを詳しく進めて行こうと思います。まずは、枠の幅が分からないことには、カットすることも出来ない為、スケールを使用して測定していきます。
廃材を使用している事もあり綺麗に数値が合わない場合もありますので、まずは左端から長さを測定。
左側を測定(どちらからでも可) |
次に右側も測定して行きます。この際長さが違うときは、斜めにカットする事を覚悟する事になります。ちなみに、今回は誤差が無かったので、真っ直ぐにカットすることが出来そうです。
右側を測定(どちらからでも可) |
先ほどの数値(415mm)に窮屈にはめ込む為のプラス3mmした(418mm)の所に目印を付けて行きます。(手前と奥の2箇所)
418mmに目印 |
ガイドとなる木の部分から、丸ノコの刃が100mmの所にある為、差し金を使用してガイドに対して90度になるようにして、ガイドをずらして行きます。
その後、位置がしっかり決まった所でCクランプを丸ノコが通る際に邪魔にならない位置に固定。
ここは確実に |
丸ノコでカットして行くのですが、ここで一手間をかけます。普通に考えたら、丸ノコは木を切るものですので、怪我をしない為のカバーが付いているのですが、素材が柔らかいので(木と比較したときに)、カバーが上がって行く際、微妙に素材が入り口の所で食われてしまいます。
そこで、対策として予めカバーを上げた状態でカットして行きます。(安全上の観点からカットする際のみの対応をお勧めします)
カバーを上げた状態 |
もちろんの事ではありますが、カットすると粉が出ますが、静電気を帯びていますので、かなりしつこく、くっ付いてくる事はご了承くださいww
右側を使います |
板材を乗せていたのでは、ただの2本の木です。言うのを忘れていますたが、丸ノコの刃が床に当たらないように、刃の出は調整しています。
乗せていた木とガイドの木 |
太い柱の幅は流石にずれようが無いので(経年劣化でずれることもあるのかな?)上下を測定し、819mmにプラス3mmを足した822mmでカットする事に。
822mmに目印 |
床が大分汚れてきましたが、最後に集塵機が全て吸い込んでくれるのでご安心を。
丸ノコが通ります |
はめ込んでいる途中で撮影すると、本当に入るのか!!と言わんばかりに歪んでいますが、心配後無用!最後には綺麗に収まるようになっています。
歪み放題 |
はめ込みを終了した所で、その下の枠に当たる部分も同じような工程を経て、施工してしまいます。これをもって25mmの板材がはまる場所の列が無事完了しました。
大分埋まって来ましたよ |
おしまい