ごゆっくりど~ぞ~( *´艸`)

2021年2月28日日曜日

No.443 【小上がりの座面 ⑭】 座面に取り付ける羽目板の1枚目が基準面より高い為、載せる箇所を削り低くしていきます。

 

羽目板が基準面より高い為、載せる箇所を削り低くする
基準面より高い






それでは、基準面より高い羽目板を座面枠に乗せる箇所に溝を掘る事で、基準面と同じ高さに合わせて行きます。





座面枠に乗せる箇所の罫書線は、裏側に潜り込んで書き込みました。





羽目板が基準面より高い為、載せる箇所を削り低くする
罫書線の位置







丸ノコの通過する時は、罫書線の内側を削る事で丁度のせる枠にフィットさせます。








羽目板が基準面より高い為、載せる箇所を削り低くする
丸ノコの通過した箇所





羽目板が基準面より高い為、載せる箇所を削り低くする
合計4箇所





後はノミで溝を低くなりすぎない様に調整をおこないながらひたすらに削る・・・

なので『オービタルサンダー』で仕上げた6枚を、『羽目板』と昇華する為に『凸』と『凹』を削り込み。

そして、実際に座面枠に仮置きした画像を置いて本日は終わりとさせていただきます。

それではまた~






羽目板が基準面より高い為、載せる箇所を削り低くする
羽目板の収まり

おしまい

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2021年2月24日水曜日

No.442 【小上がりの座面 ⑬】 『先行動画あり』・座面に置いた模様合わせ済みの6枚の羽目板の長さ調整(座面の物置位置が寝室部屋として占拠!?)


座面の収納扉を開閉する動画を先行して作りました。


羽目板の取り付けは取っ手の噛み合いで途中ですがよろしければ視聴して行ってください。









色合わせを終えた板材を『羽目板』加工にする為に、『凸』加工の面と『凹』加工の面となる位置に丸ノコガイドと丸ノコを使用して溝を切り開いていきます。



の参考に





羽目板の長さ調整と寝室の侵略
『凸』・『凹』加工





1枚目と6枚目は座面枠の閉じに当たることから、『相じゃくり加工』の様な形状となっています。




相じゃくり加工の参考(10枚目)





『凸』と『凹』の溝を切った所で、枠からはみ出してしまった部分をカットして行き、番号順に仮置きして行きます。





羽目板の長さ調整と寝室の侵略
わずかなカット





羽目板の長さ調整と寝室の侵略
1枚目





カット位置と感覚が分かった為、残りの5枚を外で調整した後で先ほどの場所に戻ってくると・・・・・



布団に侵略されていましたwwwwwww
(ここで寝てみるみたいです)







羽目板の長さ調整と寝室の侵略
寝床に!!





それはさておき、板材を並べてみると横軸に関しては問題無いようで、縦軸は『凸』と『凹』溝を切り終えた後に、5mmずつずれ込む事で収まる予定である為、現在は少し余っているのが正解。






羽目板の長さ調整と寝室の侵略
横軸の状態と縦軸の余り具合






作業はここまでとして、寝室として侵略されてしまった『座面の収納部分』を快適な眠りを行えるように、ドラムの電気配線を持ち出して布団を温める機械や簡易ライト(水槽用)などを駆使して一応の部屋として作り上げました。

それでは本日はここまで~






羽目板の長さ調整と寝室の侵略
寝室(昼)




羽目板の長さ調整と寝室の侵略
寝室(夜)


おしまい

2021年2月19日金曜日

No.441 【小上がりの座面 ⑫】 座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく

 


座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
選ばれた3枚の荒材






蝶番を埋め込んだ座面枠に対して、羽目板の必要枚数は6枚だったことから、節の無い無垢の荒材を3枚選択し1枚の板から2枚切り出すことで6枚生産します。






羽目板の必要な長さは、座面枠内を直接測定する事で数値化。






座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
857mm





座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
羽目板への罫書





丸ノコでカットする際は罫書線の外側を通る様にカットし6枚を生成しました。

端材は保存して置き使用する出番が来るまで所定の場所に待機。






座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
6枚の板材と端材






6枚の板材の幅を均一にしておく為に、丸ノコガイドを使い両側の側面をカットして行きます。



まずは片面を削り取らない程度(普段は丸ノコガイド面から1.5mm)カットをし、取り外したらカットした面に差し金を当て両側に印を付けます。

使用に応じて115mmから118mmを選んで選択。(荒材の元々幅にもよります)








座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
両側の側面






側面をカットしておくことで、6枚並べた面が平行になりラインが綺麗に見えます。




次に色合わせ(模様合わせ)をする為に、一度座面の枠に並べ好みの模様に並べ替えたり、回転させたり裏返してみたりを行い納得がいくまで突き詰めます。







座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
木目合わせ






カットの数値が少し大きかった為か片側がわずかに乗っていますが、短いよりは良いのでこのまま進め後で調整します。

色合わせが終わったら板材に『凸』『凹』の表記と板番号を書き込み、羽目板となる情報を分かりやすくしておいた所で今回は終わりとします。

それではまた~






座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
板番号と『凸』・『凹』表記

おしまい


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2021年2月15日月曜日

No.440 購入から1年半程度の期間使用したオービタルサンダーの調子が良くない為、分解修理が可能なのか分解してみました

 

本日は、小上がりの座面作業での羽目板を『オービタルサンダー』で仕上げていたのですが、速度が低速になったり元のスピードに戻ったりと作業効率がだいぶ悪くなった事から、羽目板の作業を切り上げて分解してみました。




分解の際に注意する事はネジ山が壊れる事を防ぐことが重要と認識し、星形とマイナスの形が複合したネジだった為、すぐに準備が出来るマイナスドライバーを削る事で、この機体専用のドライバの頭にしました。





オービタルサンダーの分解修理
ネジと黒いゴムを外す






ネジを外し終わりいざ開くぞッ!となった時どうしても1カ所外すことが出来ずよく見てみると、ゴムがつなぎとめてくれていた為、それを傷つけることなく爪楊枝で煽り外しました。


次に原因究明として症状から、


【基盤あたりの汚れが悪さをしている可能性】

【#60番の粉が機械部に入り込みタイミングの悪い時に引っ掛かり遅くなる】


を想定していたのですが・・・・




基盤は全く関係ありませんでした。

手で回してみると大分重くこれは、ベアリングに塗布されているグリス(潤滑剤)が熱で硬化し固まった時の症状。





ベアリングの位置は上下に2箇所ありどちらも固まったグリスがこびり付いており、憶測ですが回転数が上がる事で溶けるグリスが調子よくベアリング内に入った時はよく回り、無くなると遅くなる状態・・・・だったと思われます。







オービタルサンダーの分解修理
ネジとゴム拡大





分解した半分側は機械部が一切なかったことから、水で『ジャバジャバ』と洗い流し乾かして置き、本題である機械部は無水エタノールで清掃して行きます。




硬化したグリスは剝がしやすくする為に、潤滑剤を軽く塗布して綺麗に取り除いた後に、ベアリング内部と全体にまんべんなく塗布して行きます。




この時に粘度の高い物を選ぶと次回までのグリス塗布までの期間が長くなるのですが、持ち合わせが無かった為、無水エタノールの横にある物を使用しました。






オービタルサンダーの分解修理
無水エタノールとグリス






このような定期メンテナンスナンスが必要な機械には予めネジを外す為の道具も一緒に添付してくれると助かるのですが、残念ながらそのような物は無い為マイナスドライバーで外しました。(自己責任で)




このほかにも、定期メンテナンスが必要な部品としては、カーボンブラシも扱われていたのですが、まだ交換する程削れていなかった為、確認だけとしておきます。
(これも公式で安価に購入したいものの一つですね)







ちなみに、初代オービタルサンダーは回転軸の支えが破断した故障だった為、即座に諦めて捨てる事にしました。







オービタルサンダーの分解修理
原因箇所とカーボンブラシ位置






最後に、もし修理をせずに最後まで使続けると、ベアリング内部にある軸受けが破断か割れで動かなくなり、ベアリングの交換で解決。




修理の手間が倍以上かかる上に予算も跳ね上がる事から、定期メンテナンスは重要という結末になりました。





それでは、傍らにある羽目板の『凸』の溝をノミで加工しながら、機械の乾燥を待つ事にします。

それではまた~






オービタルサンダーの分解修理
機械乾燥と羽目板

おしまい

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2021年2月10日水曜日

No.439 【小上がりの座面 ⑪】 金具の位置に『軸を埋め込んだ蝶番』を固定する事で座面の開閉を可能にする

 

金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
座面側の蝶番取り付け位置





ネジと蝶番を黒色にペイントを吹き付けてみた物の好みではなかった為、今回は見送る事にしました。




穴あけの位置は変わることは無いので、黒い蝶番で穴あけまで終わらせて座面側の準備は終わりです。







金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
座面側の穴あけ





金具に関して言えば加工の際に擦り傷を付けてしまい、少しでも緩和する為に厚手のビニールの上にコンパウンドを載せ、摩り込む事により表面を磨き上げて行きます。







金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
コンパウンド仕上げ




金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
(左)仕上げ前・(右)仕上げ後





ここからは、金具面と蝶番を繋ぎとめる為のネジを紹介していきます。




長さは10mm・強度が必要な個所の為太さを重視した物を選び、中に入っている皿は使用しません。







金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
6本セット入りのネジ





金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
使用する4セット





それでは、金具の位置に戻り『柱材』の幅8mmに掘り込みを入れた細長い溝に、ナットを仕込みその上から金具を蓋をするように置きます。





金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
ナット入れる




金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
ネジ締結の位置穴あけ






使用するネジは、45mmの確りと固定できる長さの物、この上の長さの物になるとネジの頭が大きくなってしまい、金具の皿加工位置の強度が下がる可能性があると判断した為、45mmのネジて手を打っておきました。
(実際に強度が下がるかどうかは分かりませんww)







金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
使用する45mmのネジ




金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
金具をネジで締結後





柱材の金具を取り付けた所で、今度は座面側の先ほどの位置に黒く塗る前の蝶番を固定し、柱材の位置まで持ってきました。





金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
仮置きの座面側と柱材





このままでは、金具位置の状態が分からない事から赤枠の部分を拡大します。






金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
蝶番と金具位置を拡大





後は先ほど金具の内側に埋め込んでおいたナットに向かって、ネジを締結して行くのですが、ここで注意する事は締め切ってしまうと予定通りの動きになってくれない為、1mm位のあそびを残す程度に締め込みます。





ちなみに、掘り込みを行った溝がナットよりも広く作ってしまうと、ナットが引っ掛からずに空回りするだけとなり、締める事が出来なくなるので注意が必要です。







金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
上下にスライド




金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
埋め込み蝶番の出来上がり






制作後に分かったことなのですが、私の意図(いと)としては使用の際、少しは開閉できるところに着目を置いて、その開けた状態から『蝶番側をスライドする事により開ける』予定でしたが、予想外にも1mmのあそびを与えた事により、そのまま開閉で出来るという何ともラッキーな作りになってしまいました。

これで、小上がりの座面に『軸を埋め込みを行った蝶番』の1セット目の完成となります

それでは本日はここまでとします。






金具の位置に軸を埋め込んだ蝶番を固定
軸を埋め込んだ蝶番

おしまい


2021年2月7日日曜日

No.438 【小上がりの座面 ⑩】 金具の溝を制作後にネジ締めを行う皿が小さいため広げる

 

金具の溝とネジ締め部の皿取り
2セット目の金具の溝作成





1セット目で大体の流れを掴んだので、2セット目は作業効率を重視し進めて行きます。






まずは下穴の穴あけを金具を2つ固定した状態に。






金具の溝とネジ締め部の皿取り
金具2つを同時進行






締め付けているネジは同じネジ頭の大きさの物を使用する為、フラットな状態になる様に最後に皿取りをするとします。






金具の溝とネジ締め部の皿取り
下穴を4カ所





フルサイズまで穴を広げた所でネジを一度外し、ヤスリ加工をやり易くする為に180°回転。






金具の溝とネジ締め部の皿取り
穴部分を外に出す




金具の溝とネジ締め部の皿取り
ヤスリを駆使して仕上げる







今回は蝶番の穴位置となる1番目と3番目の、金具の『細長い穴』の箇所を数値化してみました。







一番目の位置が端から10mmとなっており、続いて3番目の位置が65mm離れた位置となっています。







金具の溝とネジ締め部の皿取り
使用する穴位置





両サイドの金具の位置決めは均等割り付けとして、後は作業効率と言う物が無いノミ加工の為、1セット目と同様に黙々と掘り進めます。





金具の溝とネジ締め部の皿取り
途中の画像




金具の溝とネジ締め部の皿取り
金具の取り付け溝





最後に皿の調整をおこなう為にドリルの装備を変更をし、削る毎にネジ頭の出頭を確認する事で調整。

下の写真は左右でネジを置いたときの比較。








金具の溝とネジ締め部の皿取り
皿の深さ比較







続いて1セット目と、2セット目で皿取り前と後の比較。

上が皿取りを行った方なのですが、2.5倍ほどに削る事で求めている皿の深さにすることが出来ました。

次回は今まで制作してきた部品を繋げていきます。

それでは本日はここまで!!








金具の溝とネジ締め部の皿取り
皿取りの比較

おしまい

2021年2月5日金曜日

No.437 【小上がりの座面 ⑨】 蝶番を固定する為の金具を取り付ける溝を制作

 


蝶番を固定する為の金具を取り付ける為の溝を制作
溝を掘る金具





前日の続きとなる作業なので前のブログのリンクを張り、本日の金具部分の溝堀を始めていきたいと思います。




蝶番のネジ穴を4カ所すべて使いたいのですが、設計の関係で2穴で対応。





蝶番を固定する為の金具を取り付ける為の溝を制作
蝶番の使用するネジ穴





丁度3個目の蝶番のネジ穴が来る位置に金具の広げた『細長い穴』が来るように置き、周りを罫書いたらノミで掘り進めます。





蝶番を固定する為の金具を取り付ける為の溝を制作
金具位置





蝶番を固定する為の金具を取り付ける為の溝を制作
金具の溝






金具の溝に金具を入れ、ここからさらに『細長い穴』位置を罫書いていきます。







蝶番を固定する為の金具を取り付ける為の溝を制作
『長細い穴』の罫書位置






金具を取り外し、中央線から両サイドに4mmの位置に罫書くことで、8mmの幅の溝を深さ6mmで作成。







蝶番を固定する為の金具を取り付ける為の溝を制作
幅8mm




蝶番を固定する為の金具を取り付ける為の溝を制作
周りをノミで傷をつけ





蝶番を固定する為の金具を取り付ける為の溝を制作
『長細い穴』の裏側





これで、蝶番の一枚目の金具を取付ける為の溝は完成し、次回はもうワンセットとなる蝶番の金具の溝を作成して行きます。

それではまた~







蝶番を固定する為の金具を取り付ける為の溝を制作
金具と蝶番の取り付け溝

おしまい

No.550 【縁側のライト枠作成 ⑧ 】 コンセント周りの羽目板を作り施工

  1820mm位の荒材の1本を使用 本日もよろしくお願いします( *´艸`) 1枚の板材から複数の羽目板を切り出していくのですが、丸鋸ガイドの関係であまり短く加工してしまうとCクランプで固定できずにずれてしまうので、とりあえずの長さ690mmの所で複数切り出していきます。 長さ...