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2021年2月19日金曜日

No.441 【小上がりの座面 ⑫】 座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく

 


座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
選ばれた3枚の荒材






蝶番を埋め込んだ座面枠に対して、羽目板の必要枚数は6枚だったことから、節の無い無垢の荒材を3枚選択し1枚の板から2枚切り出すことで6枚生産します。






羽目板の必要な長さは、座面枠内を直接測定する事で数値化。






座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
857mm





座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
羽目板への罫書





丸ノコでカットする際は罫書線の外側を通る様にカットし6枚を生成しました。

端材は保存して置き使用する出番が来るまで所定の場所に待機。






座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
6枚の板材と端材






6枚の板材の幅を均一にしておく為に、丸ノコガイドを使い両側の側面をカットして行きます。



まずは片面を削り取らない程度(普段は丸ノコガイド面から1.5mm)カットをし、取り外したらカットした面に差し金を当て両側に印を付けます。

使用に応じて115mmから118mmを選んで選択。(荒材の元々幅にもよります)








座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
両側の側面






側面をカットしておくことで、6枚並べた面が平行になりラインが綺麗に見えます。




次に色合わせ(模様合わせ)をする為に、一度座面の枠に並べ好みの模様に並べ替えたり、回転させたり裏返してみたりを行い納得がいくまで突き詰めます。







座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
木目合わせ






カットの数値が少し大きかった為か片側がわずかに乗っていますが、短いよりは良いのでこのまま進め後で調整します。

色合わせが終わったら板材に『凸』『凹』の表記と板番号を書き込み、羽目板となる情報を分かりやすくしておいた所で今回は終わりとします。

それではまた~






座面の枠内に取り付ける為の羽目板を荒材から制作していく
板番号と『凸』・『凹』表記

おしまい


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