ごゆっくりど~ぞ~( *´艸`)

2021年4月23日金曜日

No.470 【小上がりの座面 ㊵】 金具を柱材に取り付けて、『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に仕上げました

『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に
金具の長丸を前回から拝借






本日もよろしくお願いします!


小上がりの座面扉も今回が最後の記事となる予定で進め、座面枠1・座面中央・座面枠2の順番で作成してきましたが、座面枠1は規格を途中で変更してしまい大幅な修正が必要な為、こっそり直しておくとします。




その代わりに、座面枠2(左側)の施工をする事で、無茶だと思われた『蝶番軸の埋め込みを行った扉の開閉』の最終章とさせていただきます。







ちなみに、中央の座面枠は金具無の取り外しが出来る設定の作りとなっている事から、いつでもはめ込むことが出来ます。







『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に
柱材の金具位置





拡大すると、かなり前に掘り込まれた時の溝が姿を現します。




金具を固定する為のネジは45mmの長さの物を使い、10mmのセットで売っているネジとボルトの中から、『ボルト』を予めボルト用に作った溝に忍ばせた後で、45mmのネジで締結。







『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に
45mmのネジ・ネジとボルト・金具セット





『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に
ドリルで穴あけ(金具の左側)





『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に
溝の幅はボルトサイズと同じ






ボルトのサイズは8mmの物を用意しましたので、金具の長い丸の中央から4mmずつ左右にずらした位置に罫書線をかき、ボルトの幅よりも1mm~2mm程度深めに溝を作っています。(深すぎると中で倒れますwww)







『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に
同じ事をもうワンセット






蝶番の板についている穴は4箇所あるのですが、軸の動きや金具の取り付け位置などを踏まえると、下側にある2箇所ずつしか上下に対応できない為、残りの2つの穴はただの飾りとしてお行きました。




軸を自由に上下を実行するには、もう一つ手を加える必要があります。



それは、ネジを1mm程度遊べるようにしておくことです。気持ちはボルトとネジを確実に締結してしまいたいのですが、それをすると普通に取り付けた事と変わらくなってしまうのでお勧めできません。



むしろ、蝶番の軸を普通の扉の取り付けと同じように出して、適正な施工をした方が良いですwww







『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に
遊びを1mmに設定した施工







上の写真が座面枠2の扉が開いた状態となり、蝶番の軸が埋め込まれていても開閉できている事になります。




続いて、扉を閉めてみると下の写真の様に蝶番の軸が埋め込まれてフラットな状態に。




ここまで、蝶番の軸を埋め込むような無駄なことをやってきましたが、ホームセンターではこれに変わる素晴らしい商品があるのでそちらをお勧めします。




私が蝶番の軸を埋め込みたかった理由としては、軸が埋め込まれていてフラットな扉が有ったらかっこいいな~と思ったからで、参考にするようなものではありません。取り付けた初めのころは正直焦りましたが、何とか形になってよかったです。








『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に
座面枠を閉じた状態





最後に、中央の座面とも添えた小上がりの感じを残して終わりとします。


それではまた~








『蝶番の軸を埋め込み』小上がりの座面を開閉する扉に
床から小上がり座面の高さは400mm!

 おしまい

2021年4月18日日曜日

No.469 【小上がりの座面 ㊴】 埋め込み蝶番を開閉する為の金具を加工。値段が違うと硬度が上がりドリルで貫通する事が出来なかった件

 

埋め込み蝶番を開閉する為の金具を加工
蝶番開閉用に準備した金具






本日もよろしくお願いします!!




取っ手口の加工をした座面枠2、小上がりに取り付ける3枚の座面枠の内、右側に当たる座面を柱材に施工する為に、金具を用意しました。




購入したままの金具の形状では、ネジの自由が制限されてしまうことから、長丸の箇所を広げる様に加工して行きます。








埋め込み蝶番を開閉する為の金具を加工
先に穴あけを遂行







使用するネジに対してネジの皿が小さいので、皿を広げる為の道具を用意しそれぞれのネジ位置に対して調整。









埋め込み蝶番を開閉する為の金具を加工
皿サイズの調整






フルサイズのドリルが5mmを目指すことから、長丸の端から2.5mmの位置に鋭利な金物(今回はコンパスの先)で傷を付けました。




この時、値段の高い金物の方に傷が付かない事に気が付く・・・・







埋め込み蝶番を開閉する為の金具を加工
穴あけ位置に印






値段の安い方をとりあえず進めて行きます。

先ほどの傷を付けた部分にいきなり5mmの穴を開けるのは不可のではないのですが、位置がずれたり滑りが起きやすいので、下穴を適当なサイズで穴を開けます。







埋め込み蝶番を開閉する為の金具を加工
下穴





ここで、安い値段の金物と高い値段の金物を比較してみると、皿取りもほとんど不可能なうえ傷も付かない事で、下穴を目分量に位置で挑戦してみましたが、穴位置もズレているし、そもそもこれ以上は無理なので諦めました。




後日追加で安い方を2枚購入。




ちなみに、左側の金具は5mmの穴あけまで終わらせています。





埋め込み蝶番を開閉する為の金具を加工
1枚・50円VS100円






強度的には1枚100円の方が良いのですが、今回の様に加工用として使うには少し強度が弱くても良さそうです。




値段が高いの物には理由がある事を認識しました。








埋め込み蝶番を開閉する為の金具を加工
削る為の配置






ここからは、余分なバリを金物ヤスリで削るのですが、初めから大きな金物ヤスリが隙間に入らないので、あまり削れないですが細い金物ヤスリで広げてから、大きな道具を使い一気に削り落としました。



上の金具が長丸の部分の加工を終えた物で、ここまで広げると座面の蝶番が自由に、上下移動できるようになります。







埋め込み蝶番を開閉する為の金具を加工
金具の仕上がり

おしまい


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2021年4月15日木曜日

No.468 【小上がりの座面 ㊳】 取っ手口の加工を追加した羽目板を裏側からネジで固定

 

取っ手口の加工を追加した羽目板を裏側からネジで固定
取っ手口の加工







本日もよろしくお願いします!!




羽目板の4枚目までがそれぞれの『凹』の部分にネジで4カ所ずつ締結する事で、固定する事が可能なのですが、5枚目と6枚目の羽目板に関してはその方法が使えない為、手間な作業とはなりますが裏側からのネジ固定となります。







取っ手口の加工を追加した羽目板を裏側からネジで固定
ネジの固定位置







羽目板の浮きそうな箇所を狙いそれぞれの両端を固定する様に、穴位置となる印を配置。





上の写真の訂正として中央の丸の位置をつけ忘れていました。すいません(汗)







取っ手口の加工を追加した羽目板を裏側からネジで固定
穴位置・片面の4カ所






下穴のドリルの長さを25mmに設定して穴あけを行い、5mmをネジの頭が入る為に深堀をしておきます。




使用するネジの長さは20mmとなっている事から、羽目板を貫通しない深さで締結し尚且(なおか)つ羽目板には確(しっか)り食い込む設定。




後は、5枚目と6枚目の羽目板の裏側支え位置に、同じ加工をする事で座面枠の羽目板取り付けが完了となります。







取っ手口の加工を追加した羽目板を裏側からネジで固定
ネジ位置の設定

おしまい


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2021年4月9日金曜日

No.467 【小上がりの座面 ㊲】 小上がりの座面に開閉に必要な取っ手口を作成

 

小上がりの座面に開閉に必要な取っ手口を作成
座面の取っ手の制作箇所






本日もよろしくお願いします!!


3枚ある小上がりの座面枠の内、手前の羽目板はまだ未完成(中央の座面を制作する際規格を変えたので修正する予定)の為、一番奥の座面枠に取っ手とななる物を作って行きます。




まずは、奥側の座面枠の取っ手となる箇所に焦点を当てて、両サイドから387mmの所に罫書線を引き、更に指を入れても余裕がある数値と思われる値(25mm)の位置まで伸ばしました。





小上がりの座面に開閉に必要な取っ手口を作成
387mmと25mm





小上がりの座面に開閉に必要な取っ手口を作成
罫書線







続いてこの罫書線を添うようにカットして行きます。




25mm側の方は丸ノコで真っすぐに線を越えない様に切込みをいれ、置く側の罫書線が問題です、トリマーなど専用の機械があると楽なのですがそのような物はないので、ノミと金槌で叩いて落とします。




注意点

①裏表の両方から交互に叩いていく事

②最初は罫書線の少し内側から叩いていく

③余分な部分を取り終えてから、罫書線に合わせて加工する








小上がりの座面に開閉に必要な取っ手口を作成
罫書線の内側に傷を付けていく





小上がりの座面に開閉に必要な取っ手口を作成
裏表から傷を付け不要部分を剝がす






小上がりの座面に開閉に必要な取っ手口を作成
罫書線に合わせて加工






加工の終えた羽目板を座面枠の同じ場所に置き、仕上がりを確認してみます。




加工箇所に節の片鱗が合ったこともあり、だいぶスッキリした仕上がりになりました。







小上がりの座面に開閉に必要な取っ手口を作成
これで開閉可能に

おしまい


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2021年4月5日月曜日

No.465 【小上がりの座面 ㊱】 小上がりの座面3枚セット~座面の仕上がりをみる~

 

小上がりの座面3枚セット
小上がりの座面





本日もよろしくお願いします!!


そろそろ全面の小上がりの感じを見てみたかったので、『座面枠1』・『座面枠中央』・『座面枠2』を敷きつめて置いたのですが、『座面枠1』の羽目板を開いた状態にしています。


その部分を閉じてしまうと、確実に完成のしないまま開かない扉となってしまう為、取っ手口として開けております。







小上がりの座面3枚セット
縁側方向からの撮影







助言をいただいて、蓋をしても良い方法があると言う事なので、先ほどの蓋を閉じて撮影しました!!






その方法がこちら↓↓↓








小上がりの座面3枚セット
中に人入れましたw






取っ手が必要ないとこれで良いのですが、流石に扉は開閉したいです。

折角撮影できるので先ほどの縁側の方向からも同じように撮影しておきました。

今日は小上がりの取り付けた座面を見たいだけのブログとなりましたが、たまにはこんな日もあっても良いかな~なんて。

それではまた~






小上がりの座面3枚セット
小上がりの座面(縁側方向)

おしまい


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2021年4月4日日曜日

No.464 【小上がりの座面 ㉟】 座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成まで

 

座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成
高さ調整板の硬化後






本日もよろしくお願いします!!

1枚目~6枚目の羽目板の高さ調整板で幅を11mmにすべての箇所を揃え終え、施工の工程に移ります。




1枚目を3本のCクランプで枠側に押さえつけ隙間が無い状態を作り、2本の支えの位置にさらに追加で2本のCクランプを羽目板と共に固定。





座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成
強固なる固定






ネジは支えの中心位置に斜め角度にドリルで穴開けをした後に、ネジを締める事で『凹』の薄い部分が割れる事を避けます。








座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成
支えの中心位置






内側の2本の支えのネジ締結が終わったら、両サイドにCクランプを移し同じ要領でネジを締結して行きます。








座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成
外側の支えの位置を固定






続いて2枚目の羽目板を1枚目の羽目板と同様な形に固定してみました。




この段階で両サイドの大きいCクランプの長さが限界を迎えます。







座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成
羽目板の2枚目へ






羽目板の3枚目では、中央に使用していた長いCクランプを右往左往させることで対応し、4枚目は出来る限の『ひ弱な力』で押しながら支えの位置にCクランプをこてい。








座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成
Cクランプが届かない箇所




座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成
高さ調整板を取り付ける前の2枚





座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成
高さ調整板を硬化中






余談ですが、左上のはキャスター付きのテーブルの依頼が来た時の物で、出荷する前の待機させていた物(暇なときにブログ書くかも)。





最後に残りの2枚に高さ調整板を配置し、観音開きの要領で重ねながら押し込むと座面枠2の完成となります。

完成にはなるのですが、扉にとって一番重要な物(取っ手)をどのように配置するかまだ考えていませんwww

それでは本日はここまで~








座面枠2の羽目板の高さ調整後に、支え位置にネジで締結する事で完成
座面枠の完成?

おしまい


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2021年4月3日土曜日

No.463 【小上がりの座面 ㉞】 座面枠2の羽目板の高さ調整を開始

 

座面枠2の羽目板の高さ調整を開始
前面に前回完成した中央の座面枠







本日もよろしくお願いします!!

羽目板の高さ調整板の取り付けは、前回完成した中央の座面枠の際に使用した方法をなぞる形で進めて行きます。




その前に、ここ2日ほどブログのレイアウトが崩れていた事を、この場を借りて謝罪させていただきます。

誠にすいませんでした






それでは、羽目板に高さ調整板を測定して、今回の設定幅である11mmに合わせる形で板作りを行っていきます。









座面枠2の羽目板の高さ調整を開始
高さ調整板の締結中







ノギスの測定する際の幅の所を少しだけ詳しく進めます。




設定値を11mmにする事で全体が同じ高さになり、羽目板を並べた時に均一化が図れることを意識しています。





下の写真では、設定値11mmに対して測定値が9.5mmとなっている為、1.5mmの誤差があります。





このまま取り付けると、その箇所だけ凹んだ形状になる為、それを回避する為に厚さ1.5mmの高さ調整板を準備しました。








座面枠2の羽目板の高さ調整を開始
設定値11mmと測定値9.5mm






座面枠2の羽目板の高さ調整を開始
1.5mmの高さ調整板







荒材から制作した羽目板である為、測定箇所それぞれで違う数値となっている事から、高さ調整板も複数の数値の物を準備しています。(ほぼ廃材状態の物ですが・・・)








座面枠2の羽目板の高さ調整を開始
それぞれ違う数値の板を準備







羽目板も1枚目から6枚目まであり、順番も決まっていることからバラバラにならない様に、高さ調整板を木工用ボンドで硬化待ちの際取り付ける順番から並べて乾かしていき、硬化後にすんなり作業に入れるポジションにしています。

それでは次回に硬化が完了した羽目板を施工して行きます。









座面枠2の羽目板の高さ調整を開始
取り付ける順番に

おしまい


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2021年4月2日金曜日

No.462 【小上がりの座面 ㉝】 ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成


ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
ローテーションの図


本日もどうぞよろしくお願いします~

まずは、前回へ高さ調整板を羽目板の裏に添え付けた4枚の羽目板の内、1枚目を座面枠に移すことで、下の置き場が1カ所空きます。



そこに5枚目の羽目板を持っていき、高さ調整板を作り木工用ボンドを塗布して待機。



そして、硬化を待っている間に1枚目の施工を始めていきたいと思います。






ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
1枚目を座面枠の位置に






大きいCクランプで3カ所枠側に押さえつけた後に、ネジの締結箇所の位置にCクランプでで支え枠と羽目板を確(しっか)り固定しておきます。




高さ調整板の厚みがそれ程厚くない事から、今回は16mmのネジを使用し羽目板を固定しました。








ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
ネジの締結位置





ローテーションの2週目で6枚目のの羽目板までの高さ調整板の取り付けは完了。




羽目板の2枚目の施工までは、両サイドの長いCクランプの使用限界、中央の長いCクランプは羽目板の3枚目まで対応して、4枚目は出来る限り3枚目にくっ付けることを意識してネジの締結をします。








ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
ローテーションの2週目



ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
支え位置の凹内部にネジ締結






羽目板の5枚目と6枚目は、今まで取り付けた羽目板の合計値の残りの幅で仕上がりが決まってくるので、観音開き風に5枚目の『凹』と6枚目の『凸』を重ねあわせ、押すことでフラットな座面の完成となります。







ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
押す位置





ここからは10mm×11mmの角材を取り付けた時と同じ要領で、20mmのネジに合う様に穴あけを行い締結して行きます。(説明は割愛)





ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
穴あけ位置(6カ所)




ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
ネジ頭を5mm深く入れる





ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
ネジ締結後






完成た座面枠の中央を小上がりの位置に持っていき、実際に全体重を乗せた状態でも歪むことなく使用できたので、とりあえずはこのまま使用して行きたいと思います。


それでは本日はここまで。







ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
座面枠中央






ローテーションで羽目板を施工し中央の座面枠完成
おまけ

 おしまい

No.550 【縁側のライト枠作成 ⑧ 】 コンセント周りの羽目板を作り施工

  1820mm位の荒材の1本を使用 本日もよろしくお願いします( *´艸`) 1枚の板材から複数の羽目板を切り出していくのですが、丸鋸ガイドの関係であまり短く加工してしまうとCクランプで固定できずにずれてしまうので、とりあえずの長さ690mmの所で複数切り出していきます。 長さ...