座面の取っ手の制作箇所 |
本日もよろしくお願いします!!
3枚ある小上がりの座面枠の内、手前の羽目板はまだ未完成(中央の座面を制作する際規格を変えたので修正する予定)の為、一番奥の座面枠に取っ手とななる物を作って行きます。
まずは、奥側の座面枠の取っ手となる箇所に焦点を当てて、両サイドから387mmの所に罫書線を引き、更に指を入れても余裕がある数値と思われる値(25mm)の位置まで伸ばしました。
387mmと25mm |
罫書線 |
続いてこの罫書線を添うようにカットして行きます。
25mm側の方は丸ノコで真っすぐに線を越えない様に切込みをいれ、置く側の罫書線が問題です、トリマーなど専用の機械があると楽なのですがそのような物はないので、ノミと金槌で叩いて落とします。
注意点
①裏表の両方から交互に叩いていく事
②最初は罫書線の少し内側から叩いていく
③余分な部分を取り終えてから、罫書線に合わせて加工する
加工の終えた羽目板を座面枠の同じ場所に置き、仕上がりを確認してみます。
罫書線の内側に傷を付けていく |
裏表から傷を付け不要部分を剝がす |
罫書線に合わせて加工 |
加工の終えた羽目板を座面枠の同じ場所に置き、仕上がりを確認してみます。
加工箇所に節の片鱗が合ったこともあり、だいぶスッキリした仕上がりになりました。
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