断熱材の細分化もひと段落ついた事もあり、久しぶりに『羽目板』の取り付けを行っていきます。
いつもの様に『羽目板』は荒材から加工して作成して行きますが、今回は全て仕上がった所からの開始!!
施工するだけの状態(待機) |
それでは、縁側の小枠の方に目線を移動し、仮置きの際に問題となった箇所を見ていきます。
元は天井裏の位置付けであったことから、柱の繋手の部分に段差があった所を『羽目板』を施工してもカタカタと鳴らなくなるまで削りました。(青→)
もう一つは、赤い矢印部分に隙間が出来ていたのでこれから補強していきます。
問題点の洗い出し |
右側の断熱材を外し・・・ |
複雑な断熱材を加工した時の余分になった物(残り材)を、必要な幅と必要な長になる様にカット(凸凹の排除)
複雑な加工物 |
切り出した補強材(青枠) |
補強材を入れて押し込む(☆) |
断熱材の補強が終わったら、準備しておいた『羽目板』の登場。
既存の柱材がある位置には短くカットした羽目板を置き、右面には『凹』の加工が施されているので、ドリルを付けた電動工具を使用し斜めに穴あけを行います。
穴あけが終わったら、次は16mmのネジを穴あけを行った箇所に締結。
そして、1枚目の『凹』に2枚目の左に『凸』があるのでそれを入れたら、右側の『凹』に穴あけとネジの締結。
それを繰り返すことで羽目板が施工されていきます。
4枚目まで進める |
ここで一度最後まで仮置きをし、最後の羽目板の必要幅を確認する事で準備したのが、下の図の左にある羽目板。
最後の位置に施工する羽目板 |
カットした長さを確認する為に、細い羽目板を置いてみましたが、細すぎて分かるかな!?
細い羽目板の所在は・・・ |
拡大しました |
角に逆面の羽目板が入る溝として5mmの凹(へこ)みを準備しているので、その凹みを利用してネジの締結を『スネーク』を使用してネジを締めつけて行きます。
スネークの見せ場 |
ネジの締結が終わると、縁側の小枠となる箇所の『羽目板』の施工が完了となります。先ほどの断熱材の状態よりは見れるようにはなって来ましたね。
それでは本日はここまでとします!!
小枠に羽目板を施工 |
おしまい
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