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ネジ固定する枠とサイド面の取り付け位置 |
羽目板を載せる前の枠組み制作としては本日で最後となります。
まずは、枠の角となる場所4箇所に35mmのネジで固定。
その後、羽目板のサイド面の『凸』と『凹』を隠す為のカバー作りと取り付けまで進めて行きます。
それでは、角のネジの固定位置なのですが羽目板を入れ込む為に5mmの溝を作った事もあり部品の中央を狙ってネジ固定することが出来ない為、下の写真のように点線の位置の中心から見た時の中心に罫書線を書きも見ました。
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罫書線からの中央ネジ位置 |
両サイドからの測定位置は10mm離した位置にしました。35mmのネジを選択した理由は、今回使用できそうで持っているネジが45mm・35mm・30mmのこの3種類で45mmを使うと貫通してしまうからです。(40mmもギリアウト)
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35mmを横から確認 |
角のネジ(釘)などの固定の際に注意しないといけない点は、負荷が大きと割れると言う事。
それを回避する為に、ドリルで穴あけをする事により直接ネジ固定するよりは割れの回避率が上がります。
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ドリルで穴あけ後にネジ締め |
ネジの固定では割れる事が無ければ、単純な作業なので取り付けてしまいました。 |
枠の完成 |
ここからは、カバーとなる材料作りから取り付けまでの工程を開始。
まずは、必要な長さの材料を残り材から選出し、枠の上の載せてみました。 |
節の位置は使いません |
必要な長さの測定値は661mmなのですが、そこから両サイドの溝に入り込む長さを、4mm+4mmを追加した結果『669mm』の位置でカットする事にします。 |
数値の書き込み |
必要な幅は10mmで高さは11mmとなっており、これを丸ノコガイドを使用し切り出してきました。 |
切り出した2本の材料 |
ちなみに、溝の構造は入り込みが5mmであることから、6mmの深さで切込みをいれて溝を切る事で制作。 |
入り込む溝の罫書線 |
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仮の取り付け状態 |
仮の取り付けの状態から、ネジの締結に進のですが先ほどの割れの話が有った様にさらにシビアなネジ位置となっています。
幅が10mmである為その中央値が5mmとなるわけですが、更にネジ山の幅が4mmある事も含めると、ほとんどギリギリの位置の施工となっています。
ちなみに使用するネジは20mm(羽目板にい使用している)の物を使い、ドリルの深さを25mmとして、ネジ山の入り込みに5mm使います。 |
ドリルの深さ設定 |
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皿の深さ5mm |
上の画像見ると分かるのですが、側面の残りがほとんど無い穴あけを両サイドで合計10カ所のネジ固定で枠を固定しました。
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ドリル穴・ネジ固定位置 |
出来上がった枠を再度、座面の位置にCクランプで仮付けをし、スムーズに入る事を確認する事で本日は終了とします。
それではまた~ |
枠の完成 |
おしまい